包茎手術のよくある質問疑問を10選まとめ
1.傷痕は残りますか?
縫合部分が、完全に癒着してしまうと手術部はシワのような自然な見た目になります。他人に指摘されるような目立った痕跡は残らないでしょう。
数週間、数ヶ月で全く自然にまではならない時も、数年後にはご自身でも傷痕を探すのが難しいくらいになることもあります。
2.術後に勃起しても大丈夫ですか?
朝立ちなど「生理現象」として勃起するのであれば問題ありません。
自慰行為やセックスは、痛みやツッパリ感を感じるうちは控えた方が良いでしょう。
目安としては、3〜4週間は安静にされることを願います。
3.セックスは術後何日でできますか?
目安は4週間です。
2週間も経過すると一見すると傷も綺麗に着いています。
しかし、それは表面的な場合が多く、無理な動きで出血が内部でも起きて感染症のリスクが高まります。
我慢できずに無茶をした場合はもちろんですが、そうでない時も、皮膚に違和感を感じたら速やかに診察を受けるようにしましょう。
4.包茎手術の痛みや麻酔が怖いです
術後の痛みは個人差があります。耐えられないような痛みはまれです。
麻酔に対する恐怖はお察しします。大切なところに針が刺さると思うと怖いですね。
以前と比べて近年では極細の針を使うなど進歩しています。
ただし、最初に針を刺すときは、緊張と意識が治療に集中しているので痛みを感じるかもしれません。
いくつかの対策があるので気軽にご相談下さい。
5.術後のペニスはどんな状態になるのですか?
陰茎に包帯が巻かれます。
ご自宅では、感染予防として軟膏を塗り、包帯を交換します。
先端部分は解放されているので排尿に困るようなことはありません。ご安心下さい。
6.術後に感度が鈍くなったりしませんか?
性感帯を傷つけたりしないので感度が変化することはありません。
7.包茎手術でも保険が使える症状などありますか?
「カントン包茎」や「真性包茎」の治療に限られます。
健康保険とは、日常生活において支障がある症状と認定されることが条件になります。
つまり「放置できない危険性を含んだ状態」であることです。
「仮性包茎」では、日常の生活に困ることはありません。保険適用にすることはできないことがわかります。
8.包茎手術は何歳までできますか?
年齢に特に制限はありません。
近年では、ご自身が亡くなったときに包茎であることを見られたくないということで「終活」の1つとして受診する人も増えています。
9.包茎手術後にいつからシャワーは利用できますか?
シャワーであれば術後直ぐに利用できます。
お風呂は、2週間後くらいからになります。それ以前では、表面的には切断面がついているように見えても、中では完全に癒着していないので出血など腫れや感染のリスクが高まります。
10.包茎手術の麻酔は痛くないですか?
包茎手術を治療する際、一緒に亀頭増大手術を処置する人も多くいます。
そもそも手術の際の麻酔は陰茎の根元に打ちます。大切なところに針が刺さるので多くの男性がどれだけ痛いのだろうと怖がります。
実際には、歯医者さんの歯茎への麻酔に比べると最初にチクッとしますが、痛みは比べ物にならないほど少ないと思われます。
それでも「怖い!」と恐る男性には、
- スプレー麻酔
- シール麻酔
で皮膚の表面を麻酔させてから局所麻酔をする事も可能です。遠慮なく相談すると良いでしょう。